耳こし

娘が小さい頃、お父さんは娘を寝かしつける時に、耳こし(耳かき)をよくやっていました。使っていたのは、ボタン電池で先が光って、耳の中が見やすくなる、プラスチック製の耳かき棒でした。

娘の隣に寝そべって、眠りにつこうとする娘の寝顔を見ながら、耳かきをするのです。お父さんにとってはとっても幸せな時間でした。

時々、逆の耳をやってと言わんばかりに娘が寝返りを打ちます。お父さんは、娘が眠りについていないのは知っています。「はい、反対側ね」と反対の耳に耳かき棒を入れます。

実は、これ、見ないで耳に耳かき棒を入れるので、そーっと入れないと、耳の中を傷つけてしまう恐れがあるので、お父さんは真剣です。

ところが、毎日やるもんだから、とうとう耳の奥の方にかさぶたの様なものが出来てしまいました。何かが、引っかかるのです。

色々調べてみると、耳かきは毎日やらない方がいいっていうことを知りました。

それでも、寝る時に娘から「耳こし〜」って言われると、やらないわけにはいきません。もうできるだけ傷つけないようにそ〜っと耳こししました。

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